子供の問題行動:噛む・叩くは愛情不足?
1歳・2歳・3歳くらいの子がお友達を噛んだり叩いたりするのは
珍しいことではありません。
自分の気持ちを思うように言葉で伝えることができず、
噛んだり叩いたりしてしまうのです。
自分の子供がお友達を噛んだり、叩いたりする場合、
お母さんはとても辛いものです。
客観的に見たら
「噛まれたり、叩かれたりする方がつらいんじゃないの?」
と思うかもしれません。
でも、噛む子、叩く子の親も、つらいのです・・・・
「愛情不足だからお友達を噛んだり叩いたりするんだ」
こんなひどい言葉をなげかけられたことはありませんか?
または、
「愛情不足だからこの子は噛んだり叩いたりするのかな」
と悩んではいませんか?
それは絶対違うと思います。
自分の子がお友達を噛んだり叩いたりして悩み、
どうしたらいいのか考えてこのページにたどり着いてくださった方なら、
愛情不足なんてことはあり得ないはず。
「下の子が産まれたから上の子に愛情が足りなくなっていたかな…」
なんて悩むこともあるかもしれませんが、下の子が産まれたから、
上の子がみんな噛む・叩くなどの行動を始めるわけではありません。
結局はその子の産まれ持った「個性」なんです。
うちの寅ちゃんも、本当によくお友達を噛むし、叩くし、押します。
叩いたり、押したりももちろんよくないことですが、
噛みついた場合、子供は容赦がないので噛まれた子は
相当な痛みを感じますし、歯形もくっきり残ります。
それを見ると、申し訳なくて、いたたまれなくて・・・・
寅ちゃんがお友達を噛むのを止めようとして仲裁した時に、
私も一度噛まれたことがあります。
とても痛くて、手には内出血の痕ができました。
これをお友達にしてしまっていたらと思うと、ゾーッとしました…。
子供が噛む心理を完全に理解することは難しいですが、
1歳・2歳・3歳くらいの子供がお友達を噛む理由はおもちゃの取り合いだったり、
近寄ってほしくない時に近寄ってきたからだったり、
それなりに理由があります。
それをうまく言葉で伝えられず、反射的に噛むのでしょう。
寅ちゃんの場合、決しておっとりとは言えない性格です。
元気で、どちらかと言えば攻撃的な子です。
そんな性格もあって、お友達を噛んだり叩いたりが多く、
子供が多く集まる場所では私は寅ちゃんから少しも目を離せません。
ちょっとした隙にお友達を噛むので隣にいても、
噛むのを阻止できないことも・・・
でも、愛情不足が原因ではないと、
自信をもって言いきれます。
どんなに愛情を注いでも、噛む子は噛むんです。
1歳・2歳くらいの子にどれだけ正論で怒っても通用しません。
(でも、噛むことはいけないと、繰り返し伝えることは必要です。)
「普段から親が甘いから噛む・叩くんじゃないの?」と言うのは結果論。
私のまわりには、寅ちゃんの他にもすぐに噛む子・叩く子がいます。
そういう子達を見ていて共通するなと思うのは、
そういう子達はイヤイヤ・かんしゃくも
思いっきり激しいという点です。
噛まない子に比べて、産まれつきの性格が
ちょっとやんちゃなのだと思います。
また、「噛んだり叩いたりする子のお母さんは優しい」とも思います。
決して「甘い」ではありません。
良い意味での「優しい」です。
私のまわりでお友達に攻撃的な子は、
お母さんの大きな愛情を受け、
萎縮することなく、
伸び伸びと自分の感情を表現している子が多いです。
勘違いしてほしくないのは、
「お母さんが優しいからわがままになって、お友達を噛む」のではなく、
「お母さんが優しいから委縮せずに伸び伸びと
自分の性格を全面に出している」と言うことです。
お友達を噛んだり叩いたりすることは、悪いことです。
でも「お母さんが優しいから委縮せずに伸び伸びと
自分の性格を全面に出している」こと自体は悪いことではありません。
噛む子(叩く子)と噛まない子(叩かない子)の違いは
産まれ持った性格の違い。
決して愛情不足なんかじゃないのです。
それでも、噛んだり叩いたりと言う行動には本当に困ってしまいますね(´・_・`)
寅ちゃんが噛んだり叩いたりする時、
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