産後クライシスの解決法その②
出産の後に訪れる夫婦間の危機
“産後クライシス”から
2年以上抜けだせなかった私の産後クライシス解決法。
産後クライシスの解決法その①で独自の解消法をご紹介しました。
ここでは夫婦問題に詳しい岡野あつこさんの本
『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』
を紹介します。
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紹介しようと思ったのは、単純に、
私がこの本にすごく影響を受けたからです^^
旦那さんと喧嘩ばかりの日々、寅ちゃんの前で喧嘩してしまう自己嫌悪など、
マイナスの感情ばかりだった頃この本を読んですごく前向きになれました!
著者の事務所の方に引用の許可をもらえたので、
特に私が影響を受けたところをご紹介しますね。
イクメンよりも「理想の母親」にシフトする
育児に積極的な男性を指す「イクメン」と言う言葉が有名になってしばらく経ちますが、
現実には「イクメン」はそんなに存在しません。
でも、つい隣の芝が青く見えて、自分の夫がイクメンでないことにイライラしてしまいます。
そんな時、「夫に理想像を押しつけるのはやめよう!」と思っても、なかなか難しい…
頭ではわかっていても、期待してしまう。
期待してしまうから、夫が期待通りに動いてくれなかった時、腹が立つ。
私もそんな経験が数えきれないほどあります(^^;)
でも岡野さんの本では「理想の対象を自分に向ける」ことが勧められていました。
「どうすれば理想の母親になれるのか」「そうした理想の妻になれるのか」
ということを日々考えるようにするのです。
人(夫・旦那さん)を変えようとすると思い通りにならず、イライラします。
でも自分を変えることはできますよね^^
「夫のちょっとした行いで理想の妻は怒る?」
「理想の母親は子供の前で夫婦喧嘩したりする?」
これを自問自答するようにすると、とても冷静になれます。
でも、時が経つと忘れちゃうんですよね。
毎日チェックできるように、紙に書いて
目につくところに貼っておくことをオススメします。
妻としての自分がどれだけ恵まれているかと理解する
自分よりも大変な状況の人と比べるというのは時として大きな手助けになるのです。
大事なことは、妻としての自分が「どれだけ恵まれているか」ということを理解することです。
本の中では、自分の母親に話を聞き、親が今の自分よりも苦労して子育てをしてきたことを
実感してみましょうと書いてあります。
その他にも比較の対象が色々紹介されています。
それももちろんいいのですが、例え比較しなくても「自分がどれだけ恵まれているか」を
きちんと再確認することがとても重要だと私は感じました。
「旦那さんの良い所リストを作ろう」と紹介しましたが、
それは自分が妻としてどれだけ恵まれているか、にも通じると思います。
- 「気はきかないけれど、お願いした家事はやってくれる」
- 「がんばって働いてくれてる」
- 「毎月お給料を家に入れてくれてる」
こういったことが、恵まれていると言うことを再確認しましょう。
夫は自分と違う「生き物」と心得る
私がおすすめするのは、「夫は自分と違う生き物である」と決めることです。
「思う」ではなく「決める」と言うのが重要です。
“思う”ではなく“決める”と言うところにとっても共感しました。
自分で”決める”からこそ、夫が思い通りに動いてくれなくても
諦めがつきやすくなりました。
謙虚な気持ちを取り戻す
もともと、家のなかのことは妻の方が把握しているもの。
掃除や洗濯の手順や料理の基本、何がどこにあるかと言う細かい部分は、家にいる時間が長い妻の方がわかっていて当然です。
ですが、だからといって、威張ったり、自分がやったほうが早いとばかりに夫に関わらせない、参加させないでは、円満な夫婦生活を営むことは難しいでしょう。
・・・これはまさに、私のことでした(´ε`;)
例えばこれを旦那さんから
「家のことは君の方が詳しくて当たり前だろう!」と
直接言われても何も心に響きません。
「ふん(`Д´)家のこと何もできないくせに何言ってるのよ!」
と心の中で思いますね・・・。
でも、本を読んでいると図星すぎて、ものすごく反省しました。
さらに・・・
「そんなことも知らないの?」
「私はいつもやっているのに、なぜできないの?」
「もういいわ、私がやるから」
というような態度で接していては、夫の立場もなくなってしまいます。
キャー(≧э≦)
「私の私生活見てました?」と聞きたくなるほど、図星です。
家のこと、育児のことは普段やっている妻の方が詳しくて当然。
謙虚な気持ちを取り戻しましょう!
私が本『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』の中で
特に印象強かった部分は以上です。
でもこれが印象深かったのは、きっとその時の私の状況に
ぴったり当てはまっていたからなんですね。
この本にはもっと色々なパターン、色々なケースや対処法が紹介されているので、
影響を受ける部分は人それぞれだと思います。
産後クライシスだと自覚している人にとってものすごく良い影響のある本なので、
ぜひ読んでもらいたいお勧めの本です!
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