産後クライシスとは
産後クライシスとは
出産の後に訪れる夫婦間の危機のことです。
私が産後クライシスと言う言葉を知ったのは寅ちゃんが一歳を過ぎた頃。
あまりに自分に当てはまるので、驚きました(´ε`;)
寅ちゃんはグズグズイヤイヤかんしゃくがひどく手のかかる子ですが、
親バカな私は寅ちゃんがかわいくてしょうがなく、
寅ちゃんにイライラしたことはほとんどありません。
でも毎日毎日泣いて愚図り続ける寅ちゃんに知らず知らずのうちに、
ストレスはたまってきます。
そんな時、ストレスのはけ口が夫だったように思います。
うちの旦那さんは頼めば何でもしてくれる優しい人。
でも気は全くきかないので頼まなければ何もしてくれません。
寅ちゃんが泣き続け、私が困っていても助けてはくれないのです。
寅ちゃんが泣き続けてもなんで助けてくれないか聞いたところ、
「俺が抱っこしたら余計泣くからどうしょうもない」と言われました。
確かにそれはそう…
でも、そういう問題じゃないんですよね(´・_・`)
目の前で泣き叫ぶ我が子、
困っている妻を目の前にして無関心(に見える)夫を、
私は許すことができませんでした。
寅ちゃんが泣き続けて私が困っていても、
時にはスマホでゲームをしていたり、
テレビを見ていたりと言うこともありました。
悪気はなくても、その態度が許せなかった。
そういうことの積み重ねで、
旦那さんの行動ひとつひとつに腹がたってしょうがない日々が続き、
あまりにキツイ私の態度に、
いつしか旦那さんの私に対する態度もきつくなっていきました。
週末になる度喧嘩の日々。
旦那さんから「そんなに俺が嫌なら離婚するか?」と言われたこともありました。
寅ちゃんの前で喧嘩してしまうことも多く、
子供の前で喧嘩するなんて最低な親だと落ち込み……
でもいざ喧嘩になると旦那さんも私もひかないタイプ。
自己嫌悪で本当に落ち込みました。
今思うと、私にも旦那さんにもどちらにも悪いところはあったと思います。
冷静に考えると“お互い様”でした。
お互いに悪いところがあるものだから、
喧嘩になってもお互いゆずりません。
ゆずれないのです。
でも、どんな理由があっても、子供の前で怒鳴り合いの喧嘩をしてた
私たち夫婦は最低だったと思います。
私は寅ちゃんを悲しませたくない一心で、寅ちゃんの前では喧嘩しないように、
喧嘩になりそうになってもとりあえずその場では我慢するようにしました。
でも、それはそれですっっっごくストレスがたまり、
怒鳴り合いにはならないもののずっとピリピリモードが続きます。
寅ちゃんも2歳くらいになってくるとその雰囲気を感じ取り、
平日(旦那さんは深夜帰宅のため会わないし、喧嘩もしない)は夜スヤスヤと眠る寅ちゃんが、
昼間に私たちが喧嘩をする土日だけ夜泣きをする・・・なんてこともありました。
本当に、最低の親だったと思います。
育児が大変なお母さん、仕事が大変なお父さん、それぞれに言い分があります。
「どちらが正しいか」なんて話し合っても答えはでません。
でも、毎日毎日喧嘩をしたら自分もつらい、旦那さんもつらい、
何より、最愛の子供が辛い思いをするのです。
ましてや、離婚問題になんて発展したらもっと大変!
ちなみに、私たち夫婦は寅ちゃんが産まれるまではとても仲の良い夫婦でした。
付き合い始めてから寅ちゃんが産まれるまでの約7年間、
とても仲が良かった私たちが、出産を機に顔をあわせれば喧嘩するように。
産後クライシスはどんな夫婦にでも起こり得ることだと知り、
お互いに努力をして、解決していきましょう!
私なりの産後クライシス対処法をまとめました。
この本は産後クライシスの人に絶対読んでもらいたいお勧めの本です!