子供がお友達を噛む時の対処法
寅ちゃんはお友達をよく噛みます。
叩くことも、押すことも。
おもちゃの取り合いになって噛むこともありますが、
一旦相手の子のことが気に入らなくなると
その子が近寄ってきただけでも噛みます。
例え、相手の子が寅ちゃんと遊びたくて
ニコニコ近寄ってきてくれていたとしても・・・
子供がお友達を噛む時の対処法として代表的なのが
「気持ちを代弁してあげること」
頭ごなしに怒るのではなく
「おもちゃとられたくなかったんだね。」
と一旦代弁して、気持ちを共感してあげます。
その後に
「でも噛んだらだめだよ。痛いよ。噛まないで”貸して”って言おうね」
と噛むのは悪いことだと説明します。
この時、親が相手の子に謝ります。
噛んだ本人に謝らせるか、謝らせないかは意見の分かれるところです。
無理やり「ごめんなさい」だけを言わせても、
本人が悪いと思ってなければ意味がないという意見も聞いたことがあります。
子供本人に謝らせるか謝らせないかは個人の考え方次第だと思いますが、
少なくとも親は相手の子に対してきちんと「ごめんなさい」と伝え、
噛んだ本人にも
「僕が（私が）悪いことをしたからお母さんが謝っている」
と言うことをわからせましょう。
この方法は即効性のあるものではありません。
でも、繰り返し伝えるしかありません。
寅ちゃんは本当によくお友達を攻撃するので、私も悩み、
子供の遊び場を管理している方に相談したことがあります。
その時言われたのは
「子供が噛むことをお母さんが気にしすぎると子供は伸び伸びと遊べない。
噛まないように止めるんじゃなくて、
子供が噛まないでいいくらい楽しめるよう、気を紛らわせてあげて」
と言うことでした。
そんなことを言われても、そうやって相談している間にも
寅ちゃんは他の子を噛もうとします。
「気を紛らわせてって言われたって、
その前に噛みついちゃうんだから、どうしようもない・・・」
内心そう思って家に帰ってきました。
でも落ち着いて考えてみて、
その方の言っていることが後からよくわかってきました。
頭ごなしに叱るのではなく、喧嘩にならないよう、
おもちゃの取り合いにならないよう、気をそらしてあげて、
寅ちゃんが楽しく遊べるように工夫してあげることは、
結果的にお友達を噛まないことにつながります。
怒ったって、寅ちゃんは噛むのをやめません。
「子供の問題行動：噛む・叩くは愛情不足？」で書いたように、
噛むのはその子の産まれ持った性格・個性。
怒ったところでそう簡単には直りません。
それなら喧嘩にならないようにサポートしてやるのが
一番の対処方法ではないかと思います。
気をそらすのも難しく、なかなか思い通りにはいきません。
でも、「怒ってやめさせよう」と思うと、
言うことを聞かないわが子に余計イライラし、悲しくなります。
これでは悪循環です。
1歳・2歳の子にすぐに言うことを聞かせようと言うのは無理な話。
それなら、子供が楽しく過ごせるように気をそらしてあげるほうが
子供にとってもお母さんにとってもいいと思います（*^-^*）
そう思っていても、お友達を噛もうとする我が子の気をそらさせること自体
なかなか難しいですが、「怒ってやめさせよう」と思うよりは、
私自身もイライラしたり、悲しくなったりすることが減りました。
保育士の友達に聞いたところ、
「噛み癖のある子も、みんな5歳くらいになれば落ち着くよ！」とのこと。
正直「5歳かぁ・・・まだまだ先は長いな（- -；）」と思いました…。
先が長いかもしれないからこそ、
ただただ怒るよりもちょっと工夫をして、
子供もお母さんも少しでも楽しく過ごせるようにしたいですね↑↑
・・・後日談。
寅ちゃんは2歳を過ぎた頃から、突然お友達を噛まなくなりました。
おもちゃの取り合いなど、原因がある時は手が出ることもありますが、
それまでは理由もなくお友達を噛んだり威嚇したりしていたので、
ものすごい進歩です！
お友達をずっと敵視している様子だったのが、
突然お友達と遊ぶのが楽しいと気付いたようで、
お友達とおいかけっこをしたり、手をつないだり、
お友達を敵視しなくなりました。
波があると思うので再発しないよう気を抜かず、
引き続き様子を見たいと思います。
ですが、今は噛んでしまう子も、きっと噛みつきが終わる時はきます！
寅ちゃんのように突然おさまることもあるのでお母さん、がんばりましょう！
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