2回流産?3回流産?不育症の定義とは
2回連続して流産する反復流産
3回以上流産を繰り返す習慣流産
・・・どこからを不育症と言うのでしょうか?
私が妊娠を希望して病院に通っていた2010年12月に病院の先生に聞いた時は、
化学流産(妊娠検査薬は陽性だけどすぐ生理がきてしまう)は
流産にはカウントせず、
化学流産以外の流産が3回続くことが現在の不育症の定義
と教えてもらいました。
3回流産を繰り返すと病院では習慣流産と診断され、
不育症の検査を勧められると思います。
しかし、その後2013年に受診した際に話を聞いていると、
不育症の定義は1~2年でコロコロ変わるとのこと。
私は自分が不育症だと認めたくなくて、
不育症の定義って何なのかネットで何回も検索しました。
でも今考えると、
不育症の定義にあてはまるかどうかが重要なのではなく、
個人の状況によって不育症の治療をするかどうか
適切に判断をするということが重要なんだと思います。
最近は晩婚傾向から女性が妊娠・出産する年齢も高齢化しているので
2回の流産「反復流産」で不育症の検査を勧められることもあります。
私は化学流産2回の後、不育症の治療をして、元気な子を出産することができました^^
そもそも化学流産は流産にカウントしない、と言われているのに
私が早々と治療に踏み切ったのは
「妊娠しにくかったから」ということが大きいです。
長い月日をかけてやっと妊娠した!・・・でも流産、なんてつらすぎます。
だから、早いかもしれないけれど不育症の治療をする決意をしました。
また、年齢的なこともあります。
高齢化するについて、妊娠できる確率が減っていくことに焦りを感じていました。
私が治療をしていた時、不育症の治療は保険適用外、
不育症の助成金もありませんでした。
(今はヘパリン注射が保険適用されます!)
正直、金銭的につらかったです。
でもそれでも治療したかった。
このあたりは個人によりますし、
ご両親など応援してくれる方の状況にもよるでしょう。
流産の回数だけではなく、総合的に判断してくださいね。