不育症の原因:子宮形態異常(子宮奇形)
子宮形態異常(子宮奇形)は不育症の主な原因のひとつです。
子宮形態異常(子宮奇形)は不育症の原因の約15%にあたります。
子宮の内側である内膣は通常逆三角形であるべきですが、
この形が変形してる場合も子宮形態異常(子宮奇形)で流産の原因となることがあります。
なぜ変形していると流産につながるかと言うと、
内膣の変形により子宮の血管から赤ちゃんに栄養がうまく運ばれないからのようです。
また、子宮筋腫の場合も筋腫の位置によっては
赤ちゃんに栄養を運ぶ血管の邪魔をして、流産の原因となり得ます。
子宮筋腫とは子宮の筋肉にできる良性の腫瘍のことです。
良性の筋腫なので特に治療が必要ないケースも多いです。
ただ、痛みがひどかったり、不育症や不妊症の原因となっている可能性がある場合には
子宮筋腫を取り除く手術を勧められることもあるでしょう。
私の友人でも、子宮筋腫で元気な赤ちゃんを産んだ人はたくさんいます^^
子宮筋腫だからと言って妊娠・出産できないということは絶対にありません。
原因不明の不育症より、原因がはっきりしていた方が
治療の方向性が定まりやすく、また、治療の効果も高いはずです。
子宮筋腫は不妊症だけではなく、
不育症の一因となり得ると言うことも覚えておきましょう!