バイアスピリンとバファリンの違い

バイアスピリンとバファリンの違いバイアスピリンとバファリンの違い

 

不育症で抗リン脂質抗体症候群が疑われる時に、

血栓予防として使われる治療薬のバイアスピリン(100mg)とバファリン(81mg)。

 

違いについて調べてみました。

 

どちらも「アスピリン」と言う成分が含まれています。

「バイアスピリン」「バファリン」は製品名です。

 

バイアスピリン(100mg)は腸で溶ける薬です。

バファリン(81mg)は「アスピリン」という成分の他に

胃に優しい成分が入っています。

 

どちらを使うのかはお医者さんの判断だと思いますが、

特に胃腸が弱い方はお医者さんに相談してみましょう。

 

昔は「小児用バファリン(81mg)」が

不育症患者さんにも処方されていたようですが

病院で処方する医薬品としての「小児用バファリン(81mg)」は

もうなくなっているので、現在病院で処方されることはありません。

 

現在処方されるのはバイアスピリン(100mg)か

バファリン(81mg)のどちらかだと思います。

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でも、ドラッグストアなど薬局ではまだ「小児用バファリン」が販売されています。

 

では、小児用バファリンは不育症治療に使うバイアスピリン(100mg)や

バファリン(81mg)の代わりに使用できるかというと、

答えは「NO!!」です。

 

薬局で販売されている小児用バファリンには

アスピリンは入っていないようです。

 

それに、成分の問題ではなく自己判断で薬を飲むことはとても危険です。

 

「流産が続いてるから薬局で小児用バファリンを買ってきて試してみよう・・・」

なんてことは絶対にやめてください。

 

不育症治療で使われるバイアスピリン(100mg)や

バファリン(81mg)は服用する時期も決まっています。

 

飲む時期が悪ければ排卵を阻害することもあります。

 

もし小児用バファリンの服用とは関係なく偶然妊娠できたとして、

バイアスピリン(100mg)やバファリン(81mg)は出産前まで7~8ヶ月飲み続けるものなので、

自己流で小児用バファリンをそんな長い期間飲み続けるなんてありえません。

 

出産時に出血しやすいなどの副作用が出る可能性もあります。

 

不育症かもしれないとお悩みの方で、

バイアスピリンやバファリンの服用について気になることがある場合は

必ず病院に行ってお医者さんに相談してくださいね。

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