不育症 抗リン脂質抗体症候群だけど出産できた!
2009年8月に化学流産を経験し、その後なかなか妊娠できず。
2010年12月、妊娠検査薬で陽性が出て、やっと妊娠!
・・・と思ったら2回目の化学流産。
「もしかしたら一生子供を産めないかも・・・」っていう
マイナスのイメージしか浮かばず、イジイジメソメソしていました。
2007年に結婚したので、2009年頃には「子供はまだ?」と聞かれる機会も多く、
特に親戚の集まりには行くのがとても憂鬱でした…
でも2011年3月に妊娠することができ、
小児用バファリンとヘパリン自己注射で、
見事(?)2011年11月に元気な男の子が誕生しました!
私は抗リン脂質抗体症候群と診断された不育症ですが、出産できました!!
時期 | |
2009年8月 | 1度目の化学流産 |
2010年12月 | 2度目の化学流産 |
2011年1月 | 抗リン脂質抗体症候群の血液検査(2回目)の結果、抗フォスファチジルセリンIgG抗体が1.5で基準外。 通常、化学流産は流産の回数にカウントしないため、治療をするかどうかはご夫婦で話し合ってくださいと言われる。 |
2011年3月 | 妊娠検査薬で3度目の陽性。 主人と話し合い、抗リン脂質抗体症候群による血液凝固を防ぐための治療をすすめていくことに決め、小児用バファリンの服用と朝晩2回のヘパリン自己注射を始める |
2011年11月上旬 | 出産2カ月前にお医者さんの指示でヘパリン注射終了 |
2011年11月17日 | 緊急帝王切開により出産! |
2009年8月に化学流産をしてからの2年ちょっと。
後から考えれば不妊治療・不育治療の期間としては
そんなに長い方ではないかもしれません。
でも、当時の私はいつ妊娠できるかわからない焦り、
いつ出産できるかわからない焦り、
一生子供をもてないんじゃないかという恐怖から
メソメソ泣くことが多かったです。
そんな私に
「子供ができなかったらそれはそれでしょうがないよ。
君がいればそれでいいよ」って言ってくれた主人。
この言葉にすごく救われたと同時に、
主人はとても子供好きだと知っているので、
この人のためにもなんとか子供がほしい…そう願うばかりでした。
生理がきては落ち込む、また生理がきては落ち込む・・・の繰り返し。
1ヶ月に1回しかチャンスがないことももどかしくて・・・
私の場合不育症だけが問題ではなく、妊娠しにくいことも悩みの種でした。
だから妊娠できたら、流産せずになんとしてでも出産したい!
そんな気持ちからヘパリンの自己注射の治療をすることを決めました。
化学流産2回だったので、もしかしたらフライング気味だったのかもしれません・・・。
自分自身に注射するなんて、とってもこわかったです。
そのうち慣れるかと思いましたが結局最後まで苦手なままでした(^^;
でも赤ちゃんを産むためにはこの注射が必要なんだと思ったので、
注射が嫌で落ち込んだりすることはありませんでした。
今から治療を始める方は恐いかもしれませんが、大丈夫!
赤ちゃんのためならきっと乗り越えられますよ☆
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タグ:不育症, 出産, 抗リン脂質抗体症候群