子供の夜驚(やきょう)症対処
夜驚症とは、寝ている時に突然起きて激しく、
怯えたように泣く症状のことです。
赤ちゃんの時の「夜泣き」とは違い、
2歳くらいから出始め、3~6歳がピークです。
特別な対処方法があるわけではなく、
特別な治療は必要ありません。
ただ、繰り返し夜驚症の症状が出るようだと心配になりますし、
お母さんは大変…。
夜驚症の原因は昼間に刺激の強い体験をしたり、
強く叱られたり、禁止されたり、
思い通りにならなかったりしたことが心に残り、
夜驚症となって症状が現れます。
夜驚症の症状が頻繁に出るようなら、
昼間の生活に問題がなかったか、
一度考えてみる必要があります。
感受性の強い子だと、少しの出来事がストレスになって
夜に症状が出る場合もあるので、
昼間はのびのびと遊ばせてあげるように心がけましょう!
そして、夜になって夜驚症が出てしまった場合は
抱きしめたりして落ち着かせるといいようです。
ただ、抱っこも拒否して泣きじゃくることもあるでしょう。
夜驚は短い時間でおさまる場合も多いので、
抱っこを拒否する場合はしばらく様子を見て、
おさまるのを待っても大丈夫。
次の日には本人は夜中に泣いたことを覚えておらず、
ケロッとしてることが多いようです。
成長するに従ってほとんどの場合症状がおさまるようです。
昼間の生活に気をつけて、症状がなるべく出ないようにしたいですね。